− 潰瘍性大腸炎に対する白血球除去治療法でお悩みの患者様の為の難病外来について −

名古屋市緑区、内科・胃腸科 くすがみクリニック
  

潰瘍性大腸炎に対する顆粒球吸着療法

潰瘍性大腸炎で、特に下痢や血便の激しい活動期の治療には、これまで副腎皮質ステロイドホルモン剤等の薬物療法が中心に行われてきましたが、 今回、薬物療法で効果が得られにくくなったり、副作用等の理由で薬物を減量したい患者さんの治療に、顆粒球吸着療法が2000年4月より保険適用となりました。

  

1. 本療法の対象

活動期の潰瘍性大腸炎の重症、劇症患者さんと難治性の患者さんです。
重症・劇症・難治性には厚生省の基準があります。

  

2. 顆粒球吸着療法とは

治療は、あなたの血液を一旦、体外に連続的に取り出し、白血球の中の特に顆粒球を選択的に除去する医療用具 (アダカラム)に通し、その後血液を体内に戻すものです。 この様に血液を体外に取り出す治療法は体外循環療法と言い、日本や欧米ではいろいろな疾患や難病で数多く行われています。

  

治療時間

 一回60分

治療回数

 週一回×5週間
 (これが1セットで2セットまで可能です)

費用

 保険適用

     顆粒球除去療法・・静脈から血液を採り、アダカラムを通してまた、静脈に戻します。
 

3. 予期される効果と副作用

顆粒球吸着療法を行うと、下痢や血便、発熱などの症状、また、内視鏡的にも 改善される結果となっています。 治験時の成績では、有用度が約60%と報告されています。また、副作用 は頭痛・嘔気・めまい等、体外循環特有の症状が約3%の患者さんに見られましたが、いずれも軽度でした。 但し、全ての患者さんに効果がある訳ではなく、効果の認められなかった方や低かった方も40%程度認められました。

 
 
 
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